BRM327神奈川200大観山レポート2 [自転車]
PC2のレシートの打刻は10:06だった。
ちなみにPC2のクローズは11:28だ。
つまりマージンは1時間22分。
大観山の上りで、おそらくそれを使い果たすことになる。
PC2で長くは休んでいられなかった。
休んでなどいられない。すぐ出撃だ!(ルーデルさん談)
10:15脳内ルーデルさんに急かされて再スタート。
ここから、もうずっと上り。
温泉街の中は、相変わらず変なところで横断する温泉客多数。
すぐに温泉街を抜け、川沿いをだらだら上って行く。
PCを出たばかりなので、さっきまで前後に参加者多数がいたんだけど、上るうちに
速い人には引き離され、ゆっくり上っている人は後方に消え、いつの間にか
周囲に誰もいなくなっていた。
左手に五段の滝とか他にもいくつか観光客向けの案内が出ていたけど、
見る余裕はなかった。
PC2を出てしばらくは39-21で上っていたけど、気が付けば23に、そして25に
落としていた。
もうギアはない。
上ハンに持ち替えて、少しでもリラックスして上ろうと努力する。
ハンドル引っぱったところで進まないからね…(∥ ̄▽ ̄)旦~~
椿ラインに向けて上って行く途中で、EDGE705の表示がおかしくなった。
コースを示すピンクの線のうち、既に通過した区間が表示されなくなった。
パックマンじゃねぇっつの ○○○○○Σ( ̄△ ̄;)
EDGE705が右折を指示したポイントで、特に標識は見当たらなかったが右折。
少し上ったところの反対車線側に、参加者が1人止まっていた。
こっちですよね?とお互い指差し確認。
しばらく上ってトンネルを抜け、がーっと下る。
トンネルを抜けてGPSが衛星の信号を再捕捉したとたん。
自分の位置を示すカーソルが、コースを示すピンクのラインから大きく外れた。
あんですとΣ( ̄△ ̄;)
慌ててストップ。
そこへさっきの参加者が通りかかったので、ミスコースかも、と声をかける。
GPSの画面を見せて、現在地がここでこっちがコースで、と説明すると
「戻るしかないでしょう」
ですよねー(´・ω・`)ショボーン
ミスコースして戻るのは気が重い。
下って来た道を上り返すとなればなおのこと。
上りながら
menu→Where To?→Saved Rides→PC2>PC3
上記の通り選択し直してみたら、画面の表示が正常に復帰した。
これにより、ミスコースしていたことが改めて確認できたわけだが。
分岐まで戻ってみると、上って行く参加者多数。
さっきは誰もいなかったのに。
そういうものだ。
改めて川沿いの道を上って行く。
程なくして、椿ラインへの分岐を示す標識が。
しかしその標識は、分岐の向こう側に立っていた。
目の前には急坂。
これを上り切った先に分岐があるのか?
GPSを再確認するためストップ。
そこへ後方から来た参加者(湯河原で話した人と記憶している)が
こっち、と指差してくれたので、またミスコースしなくて済んだ。
道路標識の設置についての管轄は警察だと思うんだけど、
分岐の標識は
分岐の向こう側ではなく
分岐の手前側に立てて下さい
右折して、いよいよ大観山山頂への本格的な上り。
PC2を出た直後『大観山19Km』という標識があったから、山頂まで
それくらいなんだろう。
80Km走ってから約20Km上りかぁ。長いなぁ。
このブルベはつまり、うちから道志道経由で富士山の三合目あたりまで
上って帰るみたいなもんなのかな?
などと思いながら、のったらくったら上り続ける。
湯河原では雨がぱらついていたりもしたけれど、上り始めたあたりから
急速に晴れて来た。
一番涼しい方がありがたい、長い上りの区間が一番暑くなる。
そういうものだ。
そして気が付けば1人。いつものように。
脳内で『恋愛サーキュレーション』をエンドレス再生しつつ、黙々と上る。
大観山の第一印象は
去年の埼玉200で走った定峰峠をハイビジョン規格に拡大した感じ?
というものだった(笑)
斜度は大体あれくらい。
ただしコーナーとコーナーの繋ぎの区間が、ずっと長い。
3Kmの標識のあたりまでは、遅いなりに余裕があった。
しかし。
5Kmの標識を過ぎたあたりから、脹脛が左右同時にまた痙攣し始めた。
しかし私にはCompex Sportで鍛えたせーしんりょくがある!
下手に解そうとすると激痛に見舞われて脚が動かせなくなるので、
無駄に足首を動かさないように、靴底を常に地面と平行に保つように
意識してペダルを回し続ける。
そして気分の問題で、ちびちびと水分を補給し続ける。
上り始めた時は大体11Km/hを維持していた。
(それでもブルベで要求される平均時速を下回っているんだが)
それが10.5Km/hに落ち、やがて10Km/hまで落ちた。
上るにつれて眺望が開けて来て、遥か上の方に山頂が見えて来る。
山頂のすぐ下に、自然界には存在しない直線的なライン。
つまり道路だ。
あんなところまで上らされるのか。
その時はそう思っていた。
10Kmの標識を通過。
ペースは既に10Km/hを割り込み、9Km/h。
下界を見下ろすと快晴なんだけど、ぼくが走っているあたりは
白くガスっていた。
雲?霧?どっち?
11Kmの標識の前を通過。
定峰峠は確かこんなもんだったはずだが、大観山はまだ半分残っている。
脹脛が痛い。
脱力感が酷い。
後者はいつもの負けパターン、脱水症状の最初の兆候だ。
上りで大量に発汗したせいで塩分の摂取が追い着かなくなって、
水分を摂っても吸収できなくなりつつあるんだろう。
11.4Kmの標識の前で、熱さに耐えかねてストップ。
ヘルメットの下にかぶっていたサイクルキャップを脱ぐ。
をを。涼しい…(∥ ̄▽ ̄)q
路肩に座り込んで、PC1で買っておいたねり梅を4個まとめて口に放り込む。
そして少しずつ少しずつ噛むようにしてドリンクを飲む。
全身から湯気が立ってる一方、息が真っ白なことに初めて気付いた。
休んでる間に、数人の参加者が通過した。
朝、元さんと一緒に来た人もやって来た。
元さんは?と聞かれたので
遥か先です。スタートと同時に飛んでったから、と答える。
休んだついでに少しでも補給しておこうと思ってワッフルを取り出したが、
見ただけで、うえっぷ、となったので諦めた。
げろ吐くほどではなかったけれど、食えないことに変わりはない。
気分直しに大田胃散チュアブルをいっこがりがり齧る。
口直しにねり梅もいっこ追加。
甘くない補給食をもっと用意すべきだったかもしれないφ(..)メモメモ
携帯でブログに
カチャ ;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
と書き込んだのが11:21だった。
携帯をしまって再スタート。
休んだおかげか、ペースは再び11Km/hに回復した。
単純に斜度が緩くなっていただけだったと、間もなく思い知るわけだが。
休んでいる間に先行した人たちに追い着いた。
しばらく後ろを走っていたんだけど、ペースが合わないので前に出る。
誰もついては来なかった。
その後もしばらくは快調だったんだけど、斜面を回り込んだとたん。
左前方のずっと上の方に、さっきまで見えていたよりずっと高い山が
見えて来た。
その山頂に、ガラス張りの展望台らしき建物。
そしてその直下まで続く、自然界には存在しない直線的なライン。
つまり道路だ。
……つまりだ。
さっきまで見えていたのは、ぼくが山頂だと思っていたのは単なるダミーで
本物はあと2回変身を残していてこれからがほんとうの地獄だったんですね?
実際、これからがほんとうの地獄だった。
15Km地点あたりで、脹脛が左右両方同時に激烈に攣った。
今度は痛みに耐えかねてストップ。
うをを。脹脛が痙攣しているのが見えるよ見えるよ(゚∀゚)アヒャ
どうにか痙攣が収まったくらいのタイミングで、さっき抜いた人たちに
また抜き返される。
脚攣った~と言ったら、元さんと一緒に来た人が薬あげようかと
言ってくれたんだけど、止まってもらうのも悪いので、
大丈夫です休めば、と答えておく。
痛みが我慢できるレベルにまで治まったところで再スタート。
休んでなどいられない。すぐ出撃だ!(ルーデルさん談)
ペースはがっくり落ちて8Km/hときどき7Km/h。
それでも止まっているよりはマシだと自分に言い聞かせて上り続ける。
長い直線的な上り。
緩いコーナー。
長い直線的な上り。
ヘアピン。
長い直線的な上り。
どこまで行っても、その繰り返し。
上っても上っても、山頂はずっと先。
永遠に上りが終わらないような気がして来た( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
雲だか霧だかで眺望の効かない中、ただ坂のてっぺんを見て上り続ける。
少なくとも、まだココロは折れていない。
少なくとも、がっくり下を向いちゃってはいない。
遅いことに変わりはないけどな( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
17Kmあたり(もはや標識を見る余裕はなかったので推定だけど)で、
椿ライン手前でミスコースに付き合わせちゃった人が路肩に止まっていた。
パンク修理を終えたところに見えたのと、それ以前に
他人の面倒を見る余裕などいっこもなかったので、そのまま通過。
なんかもう這うようにして上り続ける。
ペースはかろうじて8Km/h。
18Kmあたり(標識見てないから推定だけど)まで来ると、何だかんだで
かなり標高を稼いだんだろう、周囲の眺望が開けて来た。
正面に、何やらレーダーらしき建造物が見えて来る。
この時点で、ペースはまたしても7Km/hにまで落ちていた。
休むなら、せめてあのレーダーの前まで行ってからにしようぜと
思ったんだけど――
今度は吐き気に耐えかねてストップ。
そのまま自転車押して歩こうかと一瞬思った。
しかし結局。
坂の上に向かって自転車を押して歩くのではなく、
反対車線側の非常駐車帯に向かって自転車を押してダッシュした。
げろ吐きそうだったから。
ガードレールに掴まって身を乗り出したんだけど、胃に固形物が何も
入っていなかったので、何も出て来なかった。
胃液すら出て来なかった。
げっ、という嫌な音がするだけで、胃のあたりが引き攣って痛いだけで。
ちくしょお。
唾を吐いたら赤かった。
赤い物なんて食ってないよな。
ということはこれは血か。
そうか血か。
口の中か喉か、どっか切れたんだな。
ぼんやりと、棒読み調に、そう思っただけだった。
この時、情動とかそういう物は一切停止していた。
追記
そういえば赤いもん(ねり梅)食ってた…というオチではなく(笑)
げろった時に頬っぺたの内側噛んじゃってたみたい。
もう一度赤い唾を吐いて、ガードレールに突っ伏したorzの格好のまま深呼吸。少し落ち着いた。
さっきパンクで止まっていた人が通過して行くのを、虚ろに見送る。
口をゆすいで再スタート。
入れ替わりに後方から来た2人が同じ非常駐車帯で自転車を降りたけど、
こちらは写真を撮るためだった。
レーダーの前を通過し、ヘアピンを回り込む。
また、うんざりするくらい長い直線的な上り坂。
1人の参加者が凄い勢い&めっちゃ笑顔で下って来たのとすれ違った。
この区間は一本道なのでミスコースはあり得ないし、何らかの事情で
DNFして帰るにしては、あの笑顔の説明がつかない。
ここまで来る間に、参加者の物と思われる落し物も見なかった。
結論:わからん
2秒でそのように結論して、考えるのをやめた。
※今朝になって野田 貴行さんのmixi日記を読んで、その参加者が
大観山を2回上ったのだと知った。
『余裕があったから』だそうである。
実際、その人はその後、完走者中最終走者となった野田 貴行さんたちを
全牽きして時間内にゴールまで連れ帰ったそうだ。
ブルベ超人はやはりおそろしい…((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
気が付いたら、右への分岐があるところまで来ていた。
分岐は駐車場への入口だ。
大観山の山頂の、駐車場だ。
眼下に芦ノ湖が見下ろせる原っぱにへたり込んで、ヘルメットを外す。
携帯でブログに
大観山なう⊂⌒~⊃。Д。)⊃
と書き込んだのが12:40だった。
山頂にはその後5分といなかった。
下りに備えてジャージのジッパーを喉元まで引き上げ、
サイクルキャップをかぶり、ベストを着込む。
あとはひと口ドリンク飲んだくらいで、すぐ立ち上がった。
……しかし。
気温3℃は甘くなかった。
寒くてたまらんのでウィンドブレーカーを着込み、持っててよかったヘッドバンドで
耳を覆った。
そして待望の下り!
突撃!ウラー!
ちなみにPC2のクローズは11:28だ。
つまりマージンは1時間22分。
大観山の上りで、おそらくそれを使い果たすことになる。
PC2で長くは休んでいられなかった。
休んでなどいられない。すぐ出撃だ!(ルーデルさん談)
10:15脳内ルーデルさんに急かされて再スタート。
ここから、もうずっと上り。
温泉街の中は、相変わらず変なところで横断する温泉客多数。
すぐに温泉街を抜け、川沿いをだらだら上って行く。
PCを出たばかりなので、さっきまで前後に参加者多数がいたんだけど、上るうちに
速い人には引き離され、ゆっくり上っている人は後方に消え、いつの間にか
周囲に誰もいなくなっていた。
左手に五段の滝とか他にもいくつか観光客向けの案内が出ていたけど、
見る余裕はなかった。
PC2を出てしばらくは39-21で上っていたけど、気が付けば23に、そして25に
落としていた。
もうギアはない。
上ハンに持ち替えて、少しでもリラックスして上ろうと努力する。
ハンドル引っぱったところで進まないからね…(∥ ̄▽ ̄)旦~~
椿ラインに向けて上って行く途中で、EDGE705の表示がおかしくなった。
コースを示すピンクの線のうち、既に通過した区間が表示されなくなった。
パックマンじゃねぇっつの ○○○○○Σ( ̄△ ̄;)
EDGE705が右折を指示したポイントで、特に標識は見当たらなかったが右折。
少し上ったところの反対車線側に、参加者が1人止まっていた。
こっちですよね?とお互い指差し確認。
しばらく上ってトンネルを抜け、がーっと下る。
トンネルを抜けてGPSが衛星の信号を再捕捉したとたん。
自分の位置を示すカーソルが、コースを示すピンクのラインから大きく外れた。
あんですとΣ( ̄△ ̄;)
慌ててストップ。
そこへさっきの参加者が通りかかったので、ミスコースかも、と声をかける。
GPSの画面を見せて、現在地がここでこっちがコースで、と説明すると
「戻るしかないでしょう」
ですよねー(´・ω・`)ショボーン
ミスコースして戻るのは気が重い。
下って来た道を上り返すとなればなおのこと。
上りながら
menu→Where To?→Saved Rides→PC2>PC3
上記の通り選択し直してみたら、画面の表示が正常に復帰した。
これにより、ミスコースしていたことが改めて確認できたわけだが。
分岐まで戻ってみると、上って行く参加者多数。
さっきは誰もいなかったのに。
そういうものだ。
改めて川沿いの道を上って行く。
程なくして、椿ラインへの分岐を示す標識が。
しかしその標識は、分岐の向こう側に立っていた。
目の前には急坂。
これを上り切った先に分岐があるのか?
GPSを再確認するためストップ。
そこへ後方から来た参加者(湯河原で話した人と記憶している)が
こっち、と指差してくれたので、またミスコースしなくて済んだ。
道路標識の設置についての管轄は警察だと思うんだけど、
分岐の標識は
分岐の向こう側ではなく
分岐の手前側に立てて下さい
右折して、いよいよ大観山山頂への本格的な上り。
PC2を出た直後『大観山19Km』という標識があったから、山頂まで
それくらいなんだろう。
80Km走ってから約20Km上りかぁ。長いなぁ。
このブルベはつまり、うちから道志道経由で富士山の三合目あたりまで
上って帰るみたいなもんなのかな?
などと思いながら、のったらくったら上り続ける。
湯河原では雨がぱらついていたりもしたけれど、上り始めたあたりから
急速に晴れて来た。
一番涼しい方がありがたい、長い上りの区間が一番暑くなる。
そういうものだ。
そして気が付けば1人。いつものように。
脳内で『恋愛サーキュレーション』をエンドレス再生しつつ、黙々と上る。
大観山の第一印象は
去年の埼玉200で走った定峰峠をハイビジョン規格に拡大した感じ?
というものだった(笑)
斜度は大体あれくらい。
ただしコーナーとコーナーの繋ぎの区間が、ずっと長い。
3Kmの標識のあたりまでは、遅いなりに余裕があった。
しかし。
5Kmの標識を過ぎたあたりから、脹脛が左右同時にまた痙攣し始めた。
しかし私にはCompex Sportで鍛えたせーしんりょくがある!
下手に解そうとすると激痛に見舞われて脚が動かせなくなるので、
無駄に足首を動かさないように、靴底を常に地面と平行に保つように
意識してペダルを回し続ける。
そして気分の問題で、ちびちびと水分を補給し続ける。
上り始めた時は大体11Km/hを維持していた。
(それでもブルベで要求される平均時速を下回っているんだが)
それが10.5Km/hに落ち、やがて10Km/hまで落ちた。
上るにつれて眺望が開けて来て、遥か上の方に山頂が見えて来る。
山頂のすぐ下に、自然界には存在しない直線的なライン。
つまり道路だ。
あんなところまで上らされるのか。
その時はそう思っていた。
10Kmの標識を通過。
ペースは既に10Km/hを割り込み、9Km/h。
下界を見下ろすと快晴なんだけど、ぼくが走っているあたりは
白くガスっていた。
雲?霧?どっち?
11Kmの標識の前を通過。
定峰峠は確かこんなもんだったはずだが、大観山はまだ半分残っている。
脹脛が痛い。
脱力感が酷い。
後者はいつもの負けパターン、脱水症状の最初の兆候だ。
上りで大量に発汗したせいで塩分の摂取が追い着かなくなって、
水分を摂っても吸収できなくなりつつあるんだろう。
11.4Kmの標識の前で、熱さに耐えかねてストップ。
ヘルメットの下にかぶっていたサイクルキャップを脱ぐ。
をを。涼しい…(∥ ̄▽ ̄)q
路肩に座り込んで、PC1で買っておいたねり梅を4個まとめて口に放り込む。
そして少しずつ少しずつ噛むようにしてドリンクを飲む。
全身から湯気が立ってる一方、息が真っ白なことに初めて気付いた。
休んでる間に、数人の参加者が通過した。
朝、元さんと一緒に来た人もやって来た。
元さんは?と聞かれたので
遥か先です。スタートと同時に飛んでったから、と答える。
休んだついでに少しでも補給しておこうと思ってワッフルを取り出したが、
見ただけで、うえっぷ、となったので諦めた。
げろ吐くほどではなかったけれど、食えないことに変わりはない。
気分直しに大田胃散チュアブルをいっこがりがり齧る。
口直しにねり梅もいっこ追加。
甘くない補給食をもっと用意すべきだったかもしれないφ(..)メモメモ
携帯でブログに
カチャ ;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
と書き込んだのが11:21だった。
携帯をしまって再スタート。
休んだおかげか、ペースは再び11Km/hに回復した。
単純に斜度が緩くなっていただけだったと、間もなく思い知るわけだが。
休んでいる間に先行した人たちに追い着いた。
しばらく後ろを走っていたんだけど、ペースが合わないので前に出る。
誰もついては来なかった。
その後もしばらくは快調だったんだけど、斜面を回り込んだとたん。
左前方のずっと上の方に、さっきまで見えていたよりずっと高い山が
見えて来た。
その山頂に、ガラス張りの展望台らしき建物。
そしてその直下まで続く、自然界には存在しない直線的なライン。
つまり道路だ。
……つまりだ。
さっきまで見えていたのは、ぼくが山頂だと思っていたのは単なるダミーで
本物はあと2回変身を残していてこれからがほんとうの地獄だったんですね?
実際、これからがほんとうの地獄だった。
15Km地点あたりで、脹脛が左右両方同時に激烈に攣った。
今度は痛みに耐えかねてストップ。
うをを。脹脛が痙攣しているのが見えるよ見えるよ(゚∀゚)アヒャ
どうにか痙攣が収まったくらいのタイミングで、さっき抜いた人たちに
また抜き返される。
脚攣った~と言ったら、元さんと一緒に来た人が薬あげようかと
言ってくれたんだけど、止まってもらうのも悪いので、
大丈夫です休めば、と答えておく。
痛みが我慢できるレベルにまで治まったところで再スタート。
休んでなどいられない。すぐ出撃だ!(ルーデルさん談)
ペースはがっくり落ちて8Km/hときどき7Km/h。
それでも止まっているよりはマシだと自分に言い聞かせて上り続ける。
長い直線的な上り。
緩いコーナー。
長い直線的な上り。
ヘアピン。
長い直線的な上り。
どこまで行っても、その繰り返し。
上っても上っても、山頂はずっと先。
永遠に上りが終わらないような気がして来た( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
雲だか霧だかで眺望の効かない中、ただ坂のてっぺんを見て上り続ける。
少なくとも、まだココロは折れていない。
少なくとも、がっくり下を向いちゃってはいない。
遅いことに変わりはないけどな( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
17Kmあたり(もはや標識を見る余裕はなかったので推定だけど)で、
椿ライン手前でミスコースに付き合わせちゃった人が路肩に止まっていた。
パンク修理を終えたところに見えたのと、それ以前に
他人の面倒を見る余裕などいっこもなかったので、そのまま通過。
なんかもう這うようにして上り続ける。
ペースはかろうじて8Km/h。
18Kmあたり(標識見てないから推定だけど)まで来ると、何だかんだで
かなり標高を稼いだんだろう、周囲の眺望が開けて来た。
正面に、何やらレーダーらしき建造物が見えて来る。
この時点で、ペースはまたしても7Km/hにまで落ちていた。
休むなら、せめてあのレーダーの前まで行ってからにしようぜと
思ったんだけど――
今度は吐き気に耐えかねてストップ。
そのまま自転車押して歩こうかと一瞬思った。
しかし結局。
坂の上に向かって自転車を押して歩くのではなく、
反対車線側の非常駐車帯に向かって自転車を押してダッシュした。
げろ吐きそうだったから。
ガードレールに掴まって身を乗り出したんだけど、胃に固形物が何も
入っていなかったので、何も出て来なかった。
胃液すら出て来なかった。
げっ、という嫌な音がするだけで、胃のあたりが引き攣って痛いだけで。
ちくしょお。
唾を吐いたら赤かった。
赤い物なんて食ってないよな。
ということはこれは血か。
そうか血か。
口の中か喉か、どっか切れたんだな。
ぼんやりと、棒読み調に、そう思っただけだった。
この時、情動とかそういう物は一切停止していた。
追記
そういえば赤いもん(ねり梅)食ってた…というオチではなく(笑)
げろった時に頬っぺたの内側噛んじゃってたみたい。
もう一度赤い唾を吐いて、ガードレールに突っ伏したorzの格好のまま深呼吸。少し落ち着いた。
さっきパンクで止まっていた人が通過して行くのを、虚ろに見送る。
口をゆすいで再スタート。
入れ替わりに後方から来た2人が同じ非常駐車帯で自転車を降りたけど、
こちらは写真を撮るためだった。
レーダーの前を通過し、ヘアピンを回り込む。
また、うんざりするくらい長い直線的な上り坂。
1人の参加者が凄い勢い&めっちゃ笑顔で下って来たのとすれ違った。
この区間は一本道なのでミスコースはあり得ないし、何らかの事情で
DNFして帰るにしては、あの笑顔の説明がつかない。
ここまで来る間に、参加者の物と思われる落し物も見なかった。
結論:わからん
2秒でそのように結論して、考えるのをやめた。
※今朝になって野田 貴行さんのmixi日記を読んで、その参加者が
大観山を2回上ったのだと知った。
『余裕があったから』だそうである。
実際、その人はその後、完走者中最終走者となった野田 貴行さんたちを
全牽きして時間内にゴールまで連れ帰ったそうだ。
ブルベ超人はやはりおそろしい…((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
気が付いたら、右への分岐があるところまで来ていた。
分岐は駐車場への入口だ。
大観山の山頂の、駐車場だ。
眼下に芦ノ湖が見下ろせる原っぱにへたり込んで、ヘルメットを外す。
携帯でブログに
大観山なう⊂⌒~⊃。Д。)⊃
と書き込んだのが12:40だった。
山頂にはその後5分といなかった。
下りに備えてジャージのジッパーを喉元まで引き上げ、
サイクルキャップをかぶり、ベストを着込む。
あとはひと口ドリンク飲んだくらいで、すぐ立ち上がった。
……しかし。
気温3℃は甘くなかった。
寒くてたまらんのでウィンドブレーカーを着込み、持っててよかったヘッドバンドで
耳を覆った。
そして待望の下り!
突撃!ウラー!
2010-03-28 18:59
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